こんにちは!スペシャライズド和歌山のえのもんです!
春ですね!
久々に自転車に乗ろうかな?と思われた方、チェーンオイルは使ってますか?!
チェーンオイルなくても動くし大丈夫でしょ!なんて思っている方も多いんではないでしょうか?
とんでもありません!今すぐ自転車にチェーンオイルをさして上げて下さい!
というわけで今回はチェーンオイルが何故必要なのかについて書いていこうかと思います。
・チェーンオイルが何故必要なのか?
チェーンオイルとはその名の通りチェーンに塗る油のことです。
チェーンオイルの役目は次の2つ。
1.チェーンの潤滑性向上
これについては説明不要ですよね。油で滑って摩擦が減るというのはイメージしやすいと思います。
2.チェーンとギアに対するクッション効果
個人的にはこっちの方がチェーンオイルを付ける意味としては大きいと思っています。
自転車とは、チェーンとギアが常にかみ合っている訳ですが、それは常に硬い金属同士がぶつかっているという事です。
硬いもの同士がぶつかれば当然、少しづつ削れていきます。
これを防ぐのがチェーンオイルの役目です。
チェーンは使い続けると「伸びる」とよく言いますが、チェーンの金属プレート自体が負荷に耐えられず引っ張られて長くなっているわけではありません。(人間の脚力程度では伸びません!)
つなぎ目の部分が削れてしまってガタガタになることで、その隙間の分長くなります。
なので「伸びる」というより「減っている」という表現の法が正しいです。
チェーンが「減った」結果、チェーンが長くなっているのです。
そこで登場するのがチェーンオイルになります。
チェーンの表面にオイルが付く事で、チェーンとギアが直接ぶつからないよう、オイルがクッションのような役割をしてお互いの摩耗を防ぐ事が出来ます。
こんな液体で本当にそんな効果があるの?と不思議に思いますが、表面に付いただけのオイルだけでも、大きな効果を得る事が出来ます。
基本的にこういう金属同士が繰り返しぶつかるところに何も塗らないのは機械設計上あり得ません。
動くところにはコーティングなり、グリスなり、オイルなりを塗るのは鉄則です。
以上の理由から自転車を長持ちさせようと思うとチェーンオイルは必須と言えます。
チェーンオイルを付ける頻度は走る距離にも寄りますが、月に一度は付けてあげましょう。
月一回、それだけでチェーンが長持ちして、漕ぎが軽くなります。
チェーン自体の交換タイミングはおよそ3000km〜5000kmです。
距離ではイメージ付かないよと言う方は、大体1年に1回の交換だと思って貰えれば良いと思います。
スプロケットはチェーンを2回交換したら一緒に交換ですね。
もっと細かく言うと内部のピンにたいしては封入グリスが〜とか色々あるんですが・・・僕が言いたい事は一つ!
折角の沢山乗れる季節になりましたので、しっかりメンテナンスして気持ちよく自転車に乗りましょう!!
来週はそんなチェーンオイルの種類、選び方について書いていこうと思いますのでお楽しみに!
【今後のいこライドの予定】
4月24日(日) いこライド (ロードバイク) スペシャライズド和歌山出発